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2017年6月12日月曜日

お写経の姿勢

昨日の日曜日に いつもならお写経をさせてもらうのですが、私用がございまして、今週は月曜日 休暇を頂いて お写経させていただきに向かいました。 
平日の朝ということもありまして、お寺へ着きましても とても静かな様子です。
お庭の菩提樹の木にも 少しお花が咲いています。
とても静かな 境内を ゆっくりと歩き 鐘を突きにまいります。
周りの木々の青葉が 初夏の朝の強い日差しを さえぎって、涼しい山の空気だけが 涼しく感じてまいります。
 
「ゴーーンーー。」と鐘を一つ 鳴らします。そして写経部屋へと 向かい歩きました。
障子の扉を開けて 奥の木戸を開けましたら 緑の若葉の光が 部屋を明るくいたします。「コンコンコン・・・コンコンコン・・・」とコゲラ(キツツキのような鳥)でしょうか 木に穴をあけている音が聞こえてまいりました。山の自然の中のお部屋にいる そんな気がいたします。自然の中のこのお部屋に一人いますと 清涼感や 季節の色に包まれて 特別な空間の中にいるように感じてまいります。細筆を ゆっくり一文字一文字しっかりと 書いてまいります。
姿勢だけをしっかりただして そして一文字を 大切に書いて行く事の積み重ねを 続けます。
書きながら、いろんなことを思ったりしますが、だんだんと なにも思わなくなり いつのまにか 筆先と背筋の姿勢だけに気が集中いたします。とくに姿勢だけは正しくして書きたく思っています。姿勢が崩れてまいりますと、呼吸も乱れやすく 筆を持つ腕にも影響し しいては文字にも影響いたしますので 姿勢をしっかり正すことを 一番大切に考えて 書きすすめます。
背筋を しゃんと伸ばしまして おへそに ちょっと力が入ったような感じが ちょうど良いのではとそう思います。そうすれば おのずと書いている筆使いも安定して きれいな文字になって行くように思います。また 正しい姿勢の時間は 体の方にも きっと良い影響があるように感じています。
そして 精神の方にも 良い影響があるように感じています。
 
 自分自身にとりまして、週に一度のお写経の時間は 大切に考え思っていますが、きっとそれ以上に 良い恩恵を 自身に与えてくれているように そう感じてくるのです。
 

 

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