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2017年6月25日日曜日

お写経で もっとも大切にしている事

今日は日曜日 梅雨の時期らしい 小雨立つ薄曇りの朝になりました。
朝の用を終えましたら、お写経にいきます。こんなお天気ですので お寺の山の入り口あたりまで 車で出かけ、そこから傘をさして 歩いて行きました。
今朝は山道でも すれ違う人もなく お寺に着くまで 一人静かに 細い山道を登りました。
 
お寺に着き 参門の方を見上げますと その奥の険しい山が 霧がおおっていて 見えなくなっています。こういう日は いつも以上に 静かで神聖な感じを受けます。
本堂の前までまいりますと、そっと 手を合わせお辞儀いたします。
 
とってもとっても静寂な中で お写経を始めさせていただきました。
いつまいりましても ここのお写経部屋はとてもきれいに 整頓されていて すごいなーと感心するばかりです。自分の部屋も このようにしたいのですが、まだまだ到底、及ぶものではありません。
いつか このように自分も出来るように そんな思いでお写経部屋を使わせていただいています。本当にありがたく思います。
 今朝も お線香の良い香りが 漂っています。毎週のようにお写経で来させていただいていますが、時期によってでしょうか、毎回 ほんの少しずつお香の香りが違うように感じています。
季節の自然の花の香りや 新しい植物の息吹の香り そしてお天気などで その時期ごとに いろんな香りに変化しているのかもしれません。このことも お写経をさせていただく楽しみの一つにもなっています。そんなことも思いながら、「般若心経」を 一文字一文字 なるべく丁寧に書いてまいります。
 
ただ 文字を筆で書いていくことが こんなにも素晴らしく感じられるようになるとは 本当に自分でも 驚いています。きっと習字では 自分の場合は ここまで続けることは出来なかったと思います。本当に ここのお寺のおかげを また職員さん達のおかげを ただただ感謝しながら させていただいています。 
お写経を終えますと、必ず 座布団をもとの位置に戻して、ロウソクも 次の人が使いやすいように 新しいのを ロウソク立てに さしまして そして開けといた窓も元のようにきちんと締め そして電気の消し忘れのないよう確認いたしまして おりんを鳴らして お辞儀いたしまして そっと写経部屋を後にいたします。
そうした次の方への配慮や使わせていただいた気持ちを わずかでも形にして行く事は お写経をさせていただく中でも とても大切にしています。
書く文字もお作法も まだまだなのですが、こうした事だけは 忘れず 大切に大切に ずっと磨いてまいりたく そう思うのです。
 

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